ジャケットサイズの選び方

ジャケットサイズの選び方

テイジンメンズショップに入社した販売員が、最初に徹底して教え込まれるのが、基本的なフィッティングです。

最も美しくジャケットを着ていただくにはどうしたらいいのか。
接客を通じてお客様に着方をお伝えすることは、テイジンメンズショップの文化となっており、ベテランスタッフからお客様、時にはお客様から新人スタッフがご指導をいただくことで、脈々と伝統のフィッティングは受け継がれています。

テイジンメンズショップでも、トレンドを考慮したモデルチェンジを行なっていますが、最も基本となるバランスは変わっていません。

ここではあらゆる場面に対応できる、落ち着きのある紳士の基本的な着方のポイントをお伝えします。
※国、ブランドによって考え方の違いが大きい部分でもあります。テイジンメンズショップ推奨の基本的な着方とご理解ください。

スーツ姿においても、第一印象はジャケットのフィット感で決まります。近年では細身で着丈が短めの物も多くなっていますが、適正な範囲を超えて細身になると、窮屈感が出て格好悪く見えてしまうことがあります。

既製服でジャケットのサイズを合せるときに見ていただきたいポイントは、以下のようになります。

肩修正

Shoulder・肩

着用時の印象を決める、極めて重要な部分です。

ジャストフィットする位置は肩の骨が最も盛り上がった点よりやや外側、二の腕の端よりも内側に袖付けの縫い目が来るのが良いとされています。

このサイズで脇が窮屈な場合は、二の腕の筋肉が発達しているか、肩の傾斜角度が合っていないため、動作に必要なゆとりを確保する為ワンサイズ上を選びます。

また、肩幅を合わせたときに胸回りが窮屈な場合には、胸のフィット感を優先します。

Chest・胸

肩と同様、ジャケットを着たときに最も印象に影響する部分です。

目安は、ラペル(下襟)の沿い方です。ボタンを留めたときに、襟が体に沿い、ふっくらとゆるやかなカーブを描くようならジャストフィットです。

自然に腕を下ろしたときにラペルが開くようなら、小さすぎなのでワンサイズ上を選びます。

ジャケットサイズの選び方
腰修正2

Waist・腰

肩や胸と比べると、そこまで優先度の高くないウェスト。
握りこぶし一つ分のゆとりが出来るものがジャストサイズです。

段返り3つボタンのモデルでは中央のボタン、二つボタンのモデルでは第一ボタンを留めたときにシワが寄らず、生地がフラットに、自然な状態になるのが理想です。

多少なら修理で調整の出来る部分です。

Length・着丈

最近ではヒップが完全に裾から出るようなものもめずらしく無いのですが、伝統的には着丈はヒップが隠れるものの方が美しいとされています。

見た目のイメージは、着丈が短くなればなるほどカジュアルな印象が増し、ヒップがしっかり隠れる長さでは落ち着き感が強調されます。

紳士に望ましいイメージを考えると、着丈はある程度の長さのあるものがおすすめです。

時流の影響を受けやすい部分です。

ジャケットサイズの選び方
ジャケットサイズの選び方

Sleeve Length・袖丈

袖丈はシャツの袖口を目安にするとわかりやすいです。
自然に腕を下ろしたときに、袖口から、カフスが約1cm見えるバランスがジャストサイズです。

腕の長さは個人差が大きく、修理が必要になる方も多いです。
見た目への影響が大きいので、長い場合には袖ツメをおすすめします。

しわのできやすい生地、縮む生地の場合には、あえて長めにあわせる場合もあります。

全てをベストなバランスで着用しようと思うと、大半の方はフルオーダーする以外にありません。
既製服という制約の中で、どのフィット感を優先し、何を妥協するのか。
選んだ結果が、その人の着こなしの個性であり、味わいになります。

基本的な着こなしのポイントを押さえている人は、何の変哲も無いのに、なぜかお洒落に見えます。次回のスーツ、ジャケット選びの際には、ぜひ各所のサイズバランスを意識して見てみてください。

 

-TEIJIN MEN’S SHOP-